この学習の中で、生活上大きな成果を得たと実感していることがあります。
それは、自分に発生する次のようなマイナス現象を重要指標として捉えるようになったことです。
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これまでマイナス現象と考えていたこと(実は重要指標)
●眠気
●嫌気
●興味消沈、意気消沈
●些事に逃げる(読みたくもない新聞を読む、飲みたくもないのにお茶にする、食べたくもない菓子を食べることによる生活場面の中断)
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笠原敏雄著「幸せを拒む病」(フォレスト出版)の学習を始める前は、これらのマイナス現象が発生すれば、それそのものは自然の摂理であると考えていました。
自然の摂理として発生したマイナス現象は仕方がないので受け入れざるをえないと考えてきました。
受け入れた後、その現象に対して、対症療法的対応に移りました。
強引に頑張ってその生活場面を継続したり、あるいは一端退いて(休息等)再度その生活場面にチャレンジするなどです。
ところが、幸福否定の学習をすることによって、自分に発生するマイナス現象は自然の摂理としてすなおに受け入れるべきものではなく、自分にとって重要場面に遭遇したことの指標として捉えるべきものであることに気が付きました。
「眠気、嫌気、興味消沈・意気消沈、些事に逃げる」はすなおに受け入れるべきものではないことに気が付いたのです。
「眠気、嫌気、興味消沈・意気消沈、些事に逃げる」は人工的、意図的につくられたものであることに気が付いたのです。(それも、自分自身がつくっていることに気が付いたのです。)
自分にとって重要でない場面ではこれらのマイナス現象は発生しないことから、マイナス現象が人工的・意図的なものであることを逆から理解できます。
したがって、マイナス現象は困ったことではなく、自分が成長できる場面に到達できたことを知らせる指標であり、むしろプラスのできごとであることに気がつきました。
「眠気、嫌気、興味消沈・意気消沈、些事に逃げる」現象が発生すれば、その瞬間に、それを発生させた原因であるところの自分にとって大切なことが何であるかを考えることになりました。
実務生活上の重要ポイントを知ることができるようになったということです。
学習成果の一つが生活実務面に現れた(定着した)ことになります。
もし、若かりし頃、この知識があったら、人生は大幅に変わっていたかもしれない…。
なお、成長すべき重要場面で発生する眠気等と、睡眠不足など肉体的精神的疲労による眠気等の区別は、直観的にかなり明瞭にできます。
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