2016年10月2日日曜日

キッズアニメ インサイドヘッド

飛行機の中で偶然キッズアニメ「インサイドヘッド」(原題 Inside Out)を見ました。ディズニー作品です。

小学校低学年の孫がこのアニメを親と一緒に見ているのですが、その時「一応理解しているみたい」と親が私に教えてくれた心理アニメです。

飛行機画面のインサイドヘッド表紙

小さな女の子ライリーが引っ越しを契機に生まれる葛藤体験を、心の中の5つの感情「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の活動を通じて描いたものです。

ストーリーの紹介はここではしませんが、心の成長を「特別な思いで」(感情の島)の崩壊と新たな感情の島の復活で象徴しています。

最初の5つの感情の島

復活したたくさんの感情の島

また同じことを5つの感情がライリーを動かす操作盤の大きさ(機能の多さ)で表現していました。

生まれた時の操作盤(スイッチ1つ)

ストーリーが始まるころの操作盤(多くのスイッチ)

ストーリーが終わった時の操作盤(親をやり込める言葉まで発することのできるスイッチまである極めて多機能な操作盤)

ストーリの途中で表れる感情体験記憶倉庫崩壊の様子



感情という大変抽象的な概念をアニメにして、小学校低学年の子どもにも理解できるエンタティンメントにしているので、驚きです。

このアニメを見ながら、笠原敏雄著「幸せを拒む病」(フォレスト出版)の中心概念である幸福否定をアニメ化したら、幸福否定を理解する人が飛躍的に増えるのではないだろうかと想像しました。

笠原敏雄著「幸せを拒む病」(フォレスト出版)では、恐らく専門家を念頭に置いて、幸福否定の概念を理解する人はほとんどいない、理解することが困難であると何度も記述しています。

幸福否定の概念を専門家に理解共鳴してもらうのは困難なのでしょうが、素人の自分からみると、インサイドヘッドのようなアニメにして幸福否定概念を一般人に判りやすく示すと、理解者が増えると考えました。

幸福否定の概念を専門家やディレッタントだけではなく、一般人や子どもに教えることも大切だと考えました。


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