2016年7月1日金曜日

「幸せを拒む病」の電子化と通読

笠原敏雄著「幸せを拒む病」(フォレスト出版、2016.06)を電子化して、全体を通読しました。

電子化した画面

本は裁断してしまったので、もう利用しません。

パソコンモニターで読めるようになり、自分にとっては紙をめくって読むよりはるかに快適になりました。文字の大きさなども自由に変えられます。

読むスピードも、それに伴う思考の湧き方も改善されました。

全体を通読して次のような感想を持ちました。

1 この学習ブログを作った目的である、趣味活動で自分が本当にしたいことでなかなかそれが実現しないことをこの図書で書いてある方法を使って確かめてみる。

この本を通読する過程で、自分がしたいことで、いつも忘れてしまうことを思い出すことができ、それが本当であるか、この本の方法に従って確かめてみます。

2 「反応」、「感情の演技」の学習を深め、生活スキルとして身に着ける。

3 過去から現在まで、自分が取り組んでいる心の整序技術と考えられるもの(※)が、幸福否定現象の緩和とどのように関わるのか、関わらないのか検討してみる。

※ 例えば
・自分の夢を書き出して、日常的にその実現を考える。
例 ブログ花見川流域を歩く番外編2016.02.15記事「私の墨書土器類似活動
ブログ花見川流域を歩く2015.01.15記事「2015年ささやかな夢リスト 趣味生活における埋土種子群落

・グッド&ニュー
例 ブログ花見川流域を歩く2016.01.03記事「趣味活動における「グッド&ニュー」

・趣味活動における内部観察
例 ブログ花見川流域を歩く番外編2016.04.03記事「趣味単純作業における睡魔とその対処法
2016.04.04記事「睡魔現象の意義」など

学習の目的がかなり明確になりました。

本の文章の枝葉末節で生まれる感想はあまり検討しないで、上記3つの感想にできるだけ関わりたいとおもいます。

なお、著者の専門である心理分野は私にとって、全くの門外漢ですから、著者が盛んに「常識に照らして考えれば、幸福否定という考えかたは、このうえなく奇妙な人間観であり、壮大な妄想体系のようにも感じられるでしょう。」などと述べていることは実感が湧きません。

幸福の否定学説は全くまっとうな考えであり、同時にノーベル賞級あるいはそれ以上の人類史上の革命的学説に通じると思います。

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